当院では電話再診を開始させていただくにあたりまして、ルールを設定させていただきました。
- 原則として3か月に1回は通院いただける方(必要な検査や治療のため)
- 1000円(税抜)の保険外併用療養費(電話通信費+レターパックによる処方箋郵送料+事務手数料 )
- 処方は最大で1か月を基本として、連休が重なる場合は35日まで
こちらの理由につきまして、ご説明させていただきます。
3か月に1回の通院
電話やオンラインでの診療では、どうしても限られた情報の中での診察となってしまいます。また患者様によっては、採血などの検査結果を踏まえて治療を考えていく必要があります。
このため、3か月に1回の通院を原則とさせていただきました。新型コロナウイルスによる感染には最大限に備える必要がありますが、持病が悪化することの方がリスクが高いです。これまでと変わらない水準での医療を提供するために、3か月に1回の通院をお願いしています。
これまでもオンライン診療は認められていましたが、3か月に1回の来院が義務づけられていました。長年議論されてきたなかで、適切な医療を行っていくための線引きが3か月に1回となっていました。当院としても感染対策を最大限に行いつつ、安心して受診いただけるように心がけてまいります。
1000円(税抜)の患者様の自費負担
電話再診にあたりまして、保険外併用療養費として1000円(税抜)のご負担をお願いしています。
こちらにつきましては、
- 電話通信費+レターパックによる処方箋郵送料(370円)+事務手数料
の合計になります。
患者様の個人情報を大切にお守りするために、処方箋や検査結果については追跡のできるレターパックのみとさせていただいております。一般郵便をご希望でも料金は変わりませんので、ご了承ください。
患者さんのご負担につきましては、医療費自体が130点(1300円)ほど下がりますので、3割自己負担の方でしたら390円安くなります。交通費負担もなくなり、患者様の利便性も高まりますので、この金額に設定させていただきました。
患者様にもご負担いただいて大変申し訳ないのですが、事務的な負担が増加する一方で医療費も下がりますので、今後の診療継続のためにご理解いただけますと幸いです。
処方は原則1か月まで
処方薬につきましては、電話再診では原則として1か月までとさせていただきます。祝日などが重なってしまった場合は、35日までの処方を可能とさせていただきます。
1か月ごとにお電話で病状をうかがわせていただきますが、必要であればご受診をお願いすることもあります。新型コロナウイルス感染症に対する備えも大切ですが、持病の健康管理をしっかりと行うことの方が重要です。持病の管理がキッチリしていないと、新型コロナウイルス感染がもし分かった場合に、重症化するリスクが高まります。
月に1回の電話再診の機会で、ご自身の健康状態を振り返っていただく機会にしていただければ幸いです。