麻疹(はしか)ワクチン診療内容/自由診療

麻疹ワクチンとは?

【当院の麻疹ワクチンの料金】

  • 麻疹ワクチン・・・5,000円(税別)

 

麻疹(はしか・ましん)はとても感染力の強いウイルスによる全身感染症で、重症化すると肺炎や脳炎をおこし命に関わることもある怖い病気です。そして麻疹は、手洗いやマスクなどの対策だけでは予防ができず、空気感染するウイルスになります。

 

予防のためには、2回のワクチン接種がもっとも有効です。現在は、1歳児と小学校入学1年前のお子さんに、麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)の定期接種が行われ、感染率は確実に減少しています。

 

ですが成人の方の中には、過去のワクチン接種が不十分だった方や、他の病気を麻疹と思い違いをしているなど、感染のリスクが高い方がいます。ここでは、麻疹ワクチンや麻疹の症状などについて詳しくまとめています。麻疹への知識を深め、適切な予防接種で麻疹をしっかりと予防しましょう。

麻疹ワクチンの種類

麻疹ワクチンには、

  • 麻疹単体ワクチン
  • 麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)

の2種類があります。

 

風疹単体ワクチンを2回接種したことのある方や、風疹ウイルスへの感染が検査で確認されたことのある方は、麻疹単体ワクチンを選ぶこともできますが、通常は2種混合ワクチン(MRワクチン)の接種が勧められています。

 

風疹の免疫を持っている方が2種混合ワクチンを再度接種しても、健康に悪影響はありません。むしろ、風疹の免疫が強化される効果が期待されます。風疹も妊娠中にかかると生まれる赤ちゃんに障害があらわれる可能性があるなど、リスクの高い感染症です。麻疹・風疹ともにワクチンで予防が勧められています。

 

現在、麻疹の予防に使うワクチンは、麻疹ウイルスの毒性をできる限り低めた状態の生ワクチンが使われています。麻疹ウイルスには1度感染すると身体に免疫抗体がつくられるため、毒性を低めた生ワクチンを接種することで、自然感染のときのような症状をおこさない状態で身体に免疫抗体をつくることができるのです。

 

麻疹ワクチンが日本で使われ始めたのは、昭和41年(1966年)のことです。当初はKLワクチンという不活性(K)・生(L)併用ワクチンでしたが、1969年からは高度生ワクチンが使用されるようになり、予防効果が高まりました。2006年からは、風疹ワクチンと混合したMRワクチンが主に使用されています。

麻疹ワクチンと予防効果

現在のところ、麻疹の予防には2回のワクチン接種がもっとも確実な予防策とされています。

 

日本でも、麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)の2回接種制度が安定して以降、麻疹の感染率は確実に減少しています。

 

ですが、2回接種制度が始まったのは平成18年(2006年)のこと。その後追加接種で2回接種が推進されましたが、平成2年4月2日以前生まれの方は、1回のみの接種や未接種の方が多く、その世代を中心に今でも麻疹の感染が報告されています。

 

麻疹ワクチンは1回接種でも多くの人に免疫がつきますが、5%程度の人には免疫抗体がつくられないことがわかっています。また1回だけだと、その後少しずつ免疫が弱くなっていくこともあります。2回接種すると、ほとんどの人で免疫抗体がつくられ、予防効果の強化が期待されます。

 

ただ、2回接種すれば一生確実に感染しないと断定できるわけではなく、年数とともに免疫が低下し、成人になってから感染するケースもあります。これは自然感染で免疫を得た場合でも同じですが、免疫を持っていない人がかかるよりも症状はずっと軽くなるのが通常です。

 

自然感染やワクチンで免疫取得後、麻疹ウイルスに接触する機会が多いと免疫抗体が維持されやすいのですが、近年は予防接種の効果で麻疹ウイルスの流行が少なくなり、麻疹ウイルスに接する機会も減りました。そのことが、時とともに免疫を低下させる原因の1つにもなっているようです。

麻疹ワクチンの定期予防接種

ワクチンの接種には、「定期接種」と「任意接種」の2種類があります。まずは、定期予防接種からご紹介していきます。

 

定期接種は、予防接種法にもとづき接種が義務付けられている予防接種です。現在は、麻疹・風疹2種混合ワクチンを、1歳児と小学校入学1年前の期間に1回ずつ計2回接種することが決められています。定期接種には自治体の費用補助があります。(川崎市は無料)

 

<ワクチンの種類>

麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)(片方への感染経験が明確なら単独ワクチンの選択も可ですが、原則としては2種混合ワクチンが推奨されています)

 

<接種時期>

  • 第一期:1歳~2歳未満(1歳児の期間)
  • 第二期:小学校入学前の1年間(入学前年の4月1日~入学年の3月31日)

MRワクチンは、期間をあけて2回接種することで予防効果が高まります。第一期、第二期とも忘れずに接種を受けましょう。

 

この期間に接種を逃したときは、その後1年間以内(第一期:2歳児の期間、第二期:小学校1年生の期間)なら、公費助成で任意接種を受けることができます。ただし、自治体によって対応が違うので、詳しくはお住まいの市町村役所へ問い合わせてみましょう。川崎市では、期間経過後1年は無料で受けることができますが、事前に役所への申請手続きが必要になります。

 

<実施場所>

自治体指定の医療機関になりますが、多くのクリニック・病院が実施機関になっています。(当院では、成人のみ実施できます)

 

どこが実施機関になっているかは、役所のホームページでも調べることができますし、普段通っているクリニックや病院へ直接聞いてもわかります。お住まいの市区町村内で自治体指定の医療機関であれば、好きな場所で受けることができます。

 

定期接種の対象者には役所からお知らせと接種券が届くので、それを持って医療機関で申し込みます。ただし、各機関で1日に準備できるワクチンには限りがあるため、希望日すぐに受けられるとは限りません。事前に希望医療機関で受けられる日を確認しておきましょう。

麻疹ワクチンの任意予防接種

麻疹ワクチン、または麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)は、定期接種期間以外も受けることができます。

 

とくに任意接種が勧められるのは、

  • 過去に麻疹ワクチンを2回受けていない
  • 過去に麻疹ウイルスへ感染した確信がない(検査を受けていない)
  • 妊娠予定のある方で麻疹の免疫を持っていない可能性がある
  • 麻疹が流行している地域や諸外国へ行く前
  • 医療関係者や保育関係者など感染リスクが高い方

などです。 近年国内での麻疹ウイルスは激減していますが、流行中の諸外国の原因ウイルスが渡航者によって持ち込まれるケースが増えているので注意が必要です。

 

確実な予防効果を得るためには、4週間以上開けての2回接種が勧められています。また、麻疹の患者さんと接触した後、72時間以内に麻疹ワクチンを接種すると予防効果があると考えられています。

 

任意接種の場合は原則自費になりますが、麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)は、 妊娠を希望する方とそのパートナーの方に公費助成で接種を推進している自治体も多いです。妊娠中に風疹へかかるとお腹の赤ちゃんに障害が出る可能性があるため、それを予防するための取り組みです。

 

そちらを活用すれば麻疹の予防も同時に行えますので、制度についてお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。

 

麻疹の方は先天性障害の可能性などは指摘されていませんが、妊娠中にかかると早産や流産の原因になることがあります。また、お母さんが麻疹の免疫を持っていない場合、生まれた赤ちゃんも麻疹への抵抗力が弱い可能性があります。

麻疹ワクチンの費用と公費助成

麻疹ワクチンは、健康保険が効かず費用は病院によって差があります。

 

目安は、

  • 麻疹単体ワクチン:5,000円~8,000円程度
  • 麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン):8,000円~12,000円程度

です。

 

麻疹・風疹2種混合ワクチンの定期接種は、多くの自治体が公費助成を行っています。

川崎市の麻疹ワクチンの公費助成

川崎市を例に取ると、以下の期間に該当するお子さんは無料です。

  • 第一期:1歳児の期間
  • 第二期:小学校入学1年前の期間

この期間にそれぞれ1回ずつ、麻疹・風疹2種混合ワクチンを無料で接種することができます。対象になった年齢のお子さんには、お知らせと接種券が郵送で届きます。それを持って、定期接種協力医療機関に申し込みます。

 

また、現在は、麻疹・風疹ともに過去のワクチン接種が不十分で感染歴が不明の方に対し、2種混合ワクチンを公費助成で受けられる自治体も増えています。その場合は一部補助となりますが、3,000円~5,000円程度と安く接種できることが多いので、お住まいの市町村役所や保健所に問い合わせてみましょう。

 

川崎市では、妊娠を希望する女性とパートナーの方で、風疹の感染歴やワクチン接種歴が不明の方に無料の抗体検査を行っています。麻疹は対象になっていませんが、風疹の抗体が低かったときには麻疹・風疹2種混合ワクチンを3,200円で接種することができます。

麻疹ワクチンの副作用(副反応)

麻疹ワクチンは麻疹ウイルスの毒性をできる限り薄めたもので安全性は高いワクチンですが、1回目のワクチン接種後の副反応として以下のようなものが報告されています。

 

  • 接種部位のかゆみや腫れ
  • 接種後1~2週間で発熱(13%程度)
  • 発疹(数%)
  • アレルギー反応のじんましん(3%程度)
  • 発熱にともなうけいれんが(0.3%程度)

接種部位のかゆみや腫れ、赤みなどは、麻疹ワクチンに関わらず予防接種後にはよく見られる反応です。軽度のものなら数日内にはひき、心配はありません。

 

接種後1~2週間後におこる発熱や発疹は麻疹ワクチンに対する身体の反応ですが、ほとんどの場合は軽症で自然に治まります。もしも状態が重いようなら医師へ相談しましょう。

 

とくに注意が必要なのは、接種後しばらくしてからじんましん、冷や汗、血圧低下、けいれんなどの変化がおきたときです。めったにおこるものではありませんが、この場合は早急に医師へ報告しましょう。

 

また、非常にまれ(100万~150万人に1人以下)な副反応として、脳炎・脳症が報告されていますが、現段階ではワクチンとの因果関係が明確になっていません。

麻疹ワクチン接種の注意点

麻疹ワクチンを接種するにあたっての注意点をまとめたいと思います。

 

  • 熱があるときや体調が悪いときは避けましょう。
  • 妊娠中の方は受けることができません。

    アレルギー歴や持病のある方は事前に伝えておきましょう。

    予防接種後は激しい運動やアルコールを控えましょう。

熱があるときや体調が悪いときは避けましょう

麻疹ワクチンは、できるだけ体調が安定しているときに受ける方が安心です。接種予定日に体調が優れないときは、医師や看護師に伝えてください。

 

病気治療中の方で、主治医以外に予防接種を依頼するときは、事前に主治医とも相談しましょう。身体の状態によっては接種できないことがあります。

妊娠中の方は受けることができません

妊娠中の方、妊娠の可能性のある方は受けることができません。麻疹・風疹の2種混合ワクチンの場合は、接種後2か月は避妊が必要になります。

アレルギー歴や持病のある方は事前に伝えておきましょう

麻疹ワクチンは、鶏の胚細胞を原料にして製造されています。

 

卵は使っていないためアレルギー反応のリスクはほとんどないとされていますが、重度のアレルギーで急性症状のアナフィラキシー反応の経験などがある方は、接種時に伝えておきましょう。

 

それ以外も、予防接種や薬や食べ物で強いアレルギー症状が出た方や持病などがあれば、問診表に記入してください。

予防接種後は激しい運動やアルコールを控えましょう

予防接種後も1時間以上経てば入浴はできますが、注射した部位をこすらず、ぬるめのお湯でサッと流す程度にしてください。

 

血流を促進させたり体力を消耗させると副反応が強く出ますので、接種日は熱いお風呂や長風呂、皮膚を刺激すること、激しい運動、マッサージ、アルコールなどは控えましょう。

診療内容

当院では患者さまをできるだけお待たせしない快適な医療のために、予約システムを導入しています。心療内科は完全予約制となり、初診は電話予約のみ、2回目以降インターネット予約可能です。

インターネットから翌日以降の時間予約が可能です。

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診療受付は、診療終了時間の15分前までとなります。午前受付は12:45まで、午後受付は19:45までとなります(日曜日の午後受付は17:45までとなります)。

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東急東横線・目黒線元住吉駅西口より徒歩3分

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