風疹ワクチン診療内容/自由診療

風疹ワクチンとは?

【当院の風疹ワクチンの料金】

  • 風疹ワクチン・・・5,000円(税別)

 

近年、成人の風疹が流行しています。風疹自体は命に関わる病気というわけではありませんが、妊娠中の女性がかかるとお腹の赤ちゃんに障害がでる「先天性風疹症候群」の原因になる可能性があるので注意が必要です。

 

現在は、1歳児と小学校入学1年前の子どもさんには風疹・麻疹の2種混合ワクチンの定期接種が決められており、子どもさんの感染は大幅に減少しています。しかしその一方、30歳前後以降の方(特に男性)は過去ワクチン接種が不十分なことが多く、その世代での流行が目立ちます。

 

ここでは、風疹ワクチンついての情報を詳しくまとめています。 定期接種が決められている子供さんや妊娠を希望する方はもちろんのこと、周囲の方も免疫が無いかも可能性がある方は病院にご相談ください。

 

先天性風疹症候群の拡大を防ぐため、昭和37年4月2日~昭和54年4月1日までの間に生まれた男性を対象に、風疹に関するワクチンの定期予防接種が追加されました。2019年(平成31年)4月から3年間を予定しています。

風疹ワクチンと予防接種の効果

現在のところ、風疹の予防にはワクチンの2回接種がもっとも有効な方法です。

 

風疹単体のワクチンと、麻疹・風疹2種混合のワクチン(MRワクチン)がありますが、定期接種で使われるのは2種混合MRワクチンです。

 

麻疹の単体ワクチンの2回接種歴や、確実な感染歴がわかっている方は風疹単体のワクチンを選ぶことができますが、確信が無いときは混合ワクチンの接種が勧められています。

 

風疹の予防効果としては、単体ワクチンでも麻疹との複合ワクチン(MRワクチン)でも変わりはありません。もし麻疹にかかったことのある人が複合ワクチンを接種したとしても、健康上の悪影響はありませんし、麻疹の抗体が強化される利点もあります。

 

ワクチンは、身体に特定のウイルス(または細菌など)に対する免疫抗体をつくるためのものです。風疹は1度感染すると身体に免疫抗体がつくられて、その後は抵抗力がついてかかりづらくなります。風疹ワクチンは、風疹ウイルスの毒性をできるだけ弱めた状態のものです。これを注射で体内に入れると、症状をおこさないまま感染したのと同じ状態をつくりだすことができ、風疹への免疫を取得することができるのです。

風疹ワクチンで2回接種が必要な理由

1回のワクチン接種で抗体が得られる方の割合は95%ほどですが、それだけでは予防策として不十分です。2回接種すると残り5%の人にも抗体が得られる可能性が高くなり、2回接種によって抗体の強化も期待されるため、現在は、麻疹・風疹2種混合ワクチンの2回の接種が原則となっています。

 

全国約15の地方衛生研究所で約5,000人規模で毎年行われている調査によると、2012年度定期予防接種率の上昇と、2回接種制度の効果で小児の抗体保有率は確実に高くなりました。2012年度の調査結果では、 2歳以上の子どもで十分な抗体価が確認されたのは90%でした。

 

一方、成人では、20代男性90%・女性95%、30~40代女性97~98%と、ワクチン接種を2回受けた世代は高かったのに対し、男性30代は73~84%、男性40代は81~86%、50代以上は男性88%、女性89%となりました。30代以上の男性では、免疫が不十分な人が10%以上いるという結果になっています。

風疹ワクチンの種類

風疹ワクチンには、

  • 風疹単体ワクチン
  • 麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)

の2種類があります。

 

麻疹単体ワクチンを過去に2回接種した方や、麻疹ウイルスへの感染を検査で確認した方は風疹単体ワクチンを選ぶこともできますが、通常は2種混合ワクチン(MRワクチン)の接種が推奨されています。

 

麻疹の免疫を持っている方が2種混合ワクチンを接種したとしても、身体に悪い影響があるわけではありません。自然感染やワクチンで得られた免疫は時とともに低下しますので、麻疹の免疫が強化するためにも、2種混合ワクチンの接種が勧められています。

風疹ワクチンの定期予防接種

ワクチンの接種は、「定期接種」と「任意接種」の2種類があります。まずは定期予防接種についてご紹介していきます。

 

定期接種は、予防接種法で義務付けられている予防接種です。現在風疹ワクチンは麻疹との2種混合ワクチンでの同時接種で、1歳児の期間と小学校入学前1年の期間に1回ずつ、計2回接種することが決められています。費用は多くの場合自治体が負担します。

 

<ワクチンの種類>

「麻疹・風疹2種混合ワクチン(MRワクチン)」(麻疹への感染経験が明確なら風疹単独ワクチンの選択ができる自治体もありますが、原則としては2種混合ワクチンが推奨されています)

 

<接種時期>

  • 第一期:1歳~2歳未満(1歳児の期間)
  • 第二期:小学校入学前の1年間(入学前年の4月1日~入学年の3月31日)

MRワクチンは、期間をあけて2回接種することで予防効果が高まります。第一期、第二期とも接種を忘れないようにしましょう。

 

<費用>

川崎市は、両期とも無料定期接種の期間を逃したときは、その後1年間 (第一期:2歳児の期間、第二期:小学校1年生の期間)は公費助成で接種が受けられます。期間経過後1年間は無料で接種を受けられますが、事前に役所で申請手続きが必要となります。

 

<実施場所>

自治体指定の医療機関になりますが、多くのクリニックや病院が定期接種の協力機関になっています。(当院では成人のみ実施できます)協力機関は役所のホームページで調べることができます。

 

定期接種の対象者には期間前になったらお知らせと接種券が届きます。それを持って直接医療機関で申し込みができますが(自治体によって異なる)、1日に準備できるワクチンには限りがあるため、希望日すぐに受けられるとは限りません。事前に希望医療機関で接種可能日を確認しておきましょう。

風疹ワクチンの任意予防接種

風疹ワクチン、または麻疹・風疹ワクチン(MRワクチン)は、定期接種期間以外にも受けることができます。

 

内科のクリニックや病院では多くの所が扱っていますが、ワクチンは取り寄せになることが多いので、事前に接種ができるかを確認しておきましょう。

 

とくに任意接種が勧められるのは、

  • 過去に風疹ワクチンを2度接種していない
  • 過去に風疹ウイルスへ感染した確信がない(検査で確定されていない)
  • 妊娠予定のある方で風疹の免疫を持っていない可能性がある
  • 風疹が流行している場所へ行く前
  • 保育関係者や医療従事者など感染リスクが高い方

などです。

 

  • 過去に1度も風疹ワクチンを受けていない
  • 感染した確信がない方

は確実な予防効果のために、4週間以上開けて2回接種することが勧められています。

 

任意接種は原則自費ですが、妊娠を希望する方とそのパートナーの方や、過去に風疹のワクチンを1回も接種したことのない方に対しては、公費助成をして接種を勧めている自治体も多いです。接種を希望される方は自治体の役所や保健所で確認してみましょう。

風疹ワクチンの費用と公費助成制度

風疹ワクチンの費用は、

  • 単体ワクチン:4,000~8,000円
  • 麻疹・風疹2種混合ワクチン:8,000円~12,000円

程度が目安です。

 

健康保険が使えない自費診療で、費用は各クリニック・病院で異なります。定期接種対象のお子さんは、多くの場合公費助成により無料です。

 

また風疹に対しては、成人の方に向けても多くの自治体が抗体検査やワクチン接種の費用補助を行っています。

川崎市の風疹ワクチンの公費助成

川崎市の例をみてみましょう。

 

  • 住民票が川崎市にある方
  • 川崎市の助成で風疹抗体検査や風疹予防接種を受けたことのない方
  • 妊娠を希望する女性とそのパートナー
  • 妊婦のパートナー (妊娠中の本人は受けられません)

川崎市では、上記の方を対象に無料の風疹抗体検査を実施しています。血液検査で抗体価が低いとわかった方は、検査を受けた医療機関に限り、3,200円で麻疹・風疹の2種混合ワクチン接種を1回接種することができます。

 

平成30年度川崎市風しん対策事業実施医療機関(当院も実施医療機関)で直接申し込みができますが、検査実施日は場所によって違います。希望する医療機関へ日取りを問い合わせておきましょう。対象者の方は検査費用が無料ですが、住所の確認や履歴記録等のために健康保険証を持参してください。

 

川崎市では、以上のような風疹対策事業が実施されています。他の自治体でも詳細は異なりますが、何らかの助成を行っている所が多いので、風疹の抗体検査や予防接種を希望される方はチェックしておきましょう。

風疹に対する抗体があるかを調べる検査

風疹に対する免疫をどの程度持っているかは、病院の血液検査で「風疹IgG」という数値を調べることで、風疹に対する抗体価を調べ、免疫が十分かどうかを確認することができます。HI法とEIA法などが代表的な方法になります。

 

過去に風疹へかかっていたと考えていても、それが風疹ウイルスによるものと検査で確定されたわけでなければ、他の病気と勘違いしていることもあります。また、予防接種が2回接種になった後も、学校で実施したわけではなく、自分で医療機関を受診して受ける必要があったため、中には接種をしていない方もいます。

 

もし、自分が風疹に免疫があるかどうか不安という場合は、抗体検査を検討してみましょう。自治体によっては、妊娠を希望する方やパートナーの方に対しては助成制度を設けていることもあるので、お住まいの役所や保健所へ問い合わせてみましょう。

 

また、抗体をすでに持っている人がワクチンを接種したとしても、健康に悪影響はありません。再度の接種によって抗体の強化が期待されますので、抗体検査を受けずに予防接種を希望される方もいます。

風疹ワクチンの副作用(副反応)

風疹ワクチンは安全性の高いものですが、身体の免疫機能を作動させるので何らかの副反応がおこることがあります。

 

比較的多い副反応は、

  • 接種部位の赤みや腫れ

で、これは風疹ワクチンに関わらず、ワクチン接種後によく見られます。通常であれば数日で治まり、とくに心配はありません。

 

接種後すぐではなく、1週間くらいしてからまれに見られる副反応には、

  • リンパ節の腫れ
  • 発熱
  • 発疹
  • 関節痛

などがあります。風疹ワクチンは身体に害を及ぼさないよう毒性を低めたものですが、性質は風疹ウイルスと同じなので、免疫が反応して風疹と似た症状が現れることがあります。

 

通常は数日程度で治まり、実際に風疹へかかったときよりはずっと軽症で済む場合がほとんどです。 万が一、症状が重かったり長引いたりするときは医師へ相談しましょう。

 

注意が必要なのは、極めてまれではあるものの、

  • 急性血小板減少性紫斑病(100万人接種あたり1~3人程度)
  • 全身のじんましん
  • 血圧低下や意識消失などのショック症状

です。

 

血小板減少性紫斑病は免疫性の病気で、皮膚に紫色のいびつな斑点が現れます。ワクチン接種後におこったときは、ほとんどの場合は6カ月以内に自然治癒します。

 

ショック症状は激しいアレルギー反応によるもので、おこる可能性は極めてまれではあるものの、風疹ワクチンに関わらずあらゆるワクチンや薬などで引き起こされることがあります。万が一異変を感じたときは、病院を受診してください。

風疹ワクチンの注意点

風疹ワクチンを接種するにあたっての注意点をまとめたいと思います。

 

  • 体調の優れないときは接種を控えましょう。
  • 妊娠中・妊娠の可能性のある方は接種できません。
  • 女性の方は接種後2か月の避妊が必要です。
  • 持病やアレルギー歴を伝えておきましょう
  • 予防接種後は激しい運動などを控えましょう

体調の優れないときは接種を控えましょう

風疹ワクチンは、できれば体調が安定しているときに接種しましょう。軽い風邪程度なら接種はできますが、熱があったり調子が悪いところがあれば医師や看護師に伝えておきましょう。

 

また、他の病気治療中の方はそちらの主治医にもワクチン接種について相談しましょう。

妊娠中・妊娠の可能性のある方は接種できません

妊婦さんへのワクチン接種による先天性風疹症候群の発生は報告されていませんが、安全のために風疹ワクチンの接種はできません。

女性の方は接種後2か月の避妊が必要です

風疹ワクチンは接種後2か月ほどは体内に残るので、安全のためにその期間は避妊をするようにしましょう。

持病やアレルギー歴を伝えておきましょう

ワクチンは安全性の高いものとはいえ、体質や持病の状態によってはごくまれに急性アレルギー反応などがおこる可能性があります。

 

過去に予防接種や薬や食物などでアレルギーをおこしたことのある方や、持病のある方は問診票に記入をしておきましょう。

予防接種後は激しい運動などを控えましょう

予防接種後の夜は入浴しても大丈夫ですが、注射した部位はこすらず長風呂・熱い風呂・サウナなどは避けましょう。体力を消耗したり血流を促進させすぎたりすると副反応が強く出ますので、接種日は激しい運動、アルコール、マッサージなどは控えましょう。

診療内容

当院では患者さまをできるだけお待たせしない快適な医療のために、予約システムを導入しています。心療内科は完全予約制となり、初診は電話予約のみ、2回目以降インターネット予約可能です。

インターネットから翌日以降の時間予約が可能です。

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