メンタルヘルス領域に強みをもった産業医グループ
医療機関の役割は、病気になってしまった患者さんを治療することにあります。病気になってしまうと、社会的に損失を受けてしまうことも少なくありません。
当院ではメンタルヘルス領域に力を入れていて、病気になる前にアプローチしていきたいと考えています。このため、職域でのメンタルヘルスに関するサービスは、産業医グループこころみという会社として運営しており、クリニックと連携しています。
産業医グループこころみは、当院のこころの外来代表の松谷医師が代表を務めており、クリニック代表の大澤医師が副代表となっています。そして当院にはそれ以外にも、産業医や支援職として職域のメンタルヘルスの経験のあるスタッフが多く在籍しています。
精神科に専門性をもつ産業医が中心となり、社会保険労務士や精神保健福祉士、看護師や産業カウンセラーがチームとしてサービスを提供しているため、産業医グループと銘打っています。
それぞれの知見を集め、顧客企業様の健康管理のお力になれるサービスを展開していきます。産業医グループこころみのサービスをご紹介します。
産業医グループこころみのサービス
産業医グループこころみでは、以下のようなサービスを提供しています。
当グループの嘱託産業医サービスの特徴
当グループの基本サービスとなるのが、嘱託産業医サービスになります。嘱託産業医サービスをの特徴をお伝えしたいと思います。
産業医グループこころみでは、「人安心」で「ひとあんしん」していただけるサービスを特徴としています。
社労士もメンバーにおり、労働法関係の知識も理解を深めています。産業医としての業務は、健康管理と労務管理の線引きを明確にして判断していくことが大切です。
弊社の産業医サービスではこの線引きを大切にし、現実的な提案を心がけることを大切にしています。
産業医ができることとは?
みなさんは、産業医にどのようなことを期待されていますでしょうか?そもそも、産業医がどのようなことができるのか、ご存知でしょうか?
産業医には、法定業務が2つあります。
- 職場巡視(月に1回)
- 過重労働面談
※職場巡視については、会社側の必要な情報提供を行えば2月に1回でも可となりました。
これらを含んで、大きく3つの観点で企業活動に寄与できます。
- 健康管理
- 過重労働管理
- メンタルヘルス
健康管理はそのままで、毎年の健康診断から事後措置まで、そして従業員の健康相談などがあげられます。
過重労働管理は、健康管理の側面から過重労働者の面談を行い、バランスを取りながら環境調整を行ったり、本人に医療的なアドバイスを行っていくことが軸になります。そのうえで働き方改革に並行して、健康管理の側面から組織体制のアドバイスをすることもあります。
メンタルヘルスに関しては、メンタル不調者の対応がもっとも大切です。早期発見や予防という観点での組織体制にアドバイスをすることもあります。ストレスチェック制度に基づく高ストレス者面談も行っていきます。
産業医サービスにお問い合わせいただくニーズ
弊社の産業医サービスには、以下のような企業様からお問い合わせをいただくことが多いです。
- 何を基準に選任すればよいのかがわからない
- 具体的に何をどこまでしてくれるのかが不透明
- メンタル不調者が発生した場合、医療機関を紹介してくれるのか
- 産業医はすでに選任しているが、メンタル領域が不安
- コストは抑えつつ、必要なときはメンタルの専門家に相談したい
- 産業医がストレスチェックに対応してくれない
これらに対して弊社がどのような形でお力になれるのか、お伝えしていきます。
何を基準に選定すればよいのかがわからない
私たちもいろいろな産業医と仕事をしてきましたが、
- メンタルヘルス対応
- 組織体制構築のアドバイス
に関しては専門性が高いと感じます。
どちらも経験に基づくノウハウがとても重要で、精神科医だからといって全員がメンタルヘルス対応ができるというわけではありません。経歴が立派だからと言って、有効なアドバイスが提案できるわけではありません。
このうちでも、「メンタルヘルス問題に対応ができるか」という点は、非常に重要です。メンタル不調によって休職すると長期にわたることも多く、扱いを間違えてしまうとトラブルに発展してしまうこともあります。
メンタルヘルス問題に対応するためには、
- 精神疾患に関する知識
- 労働法関係の知識
- 健康保険や雇用保険に関する知識
- 企業組織に関する一般常識
などの知識と、実務経験が必要になります。それに加えて、企業側と従業員の調整をしていくことになりますから、バランス感覚が必要になります。
産業医グループこころみは、産業医全員が精神科を専門としています。そしてグループ内で実務での経験を共有し、必要に応じてメンバーで対応を議論します。
労働法や社会保険に関する基本的な知識はもちろんのこと、2名の社労士とも連携しています。
ですから弊社は、メンタルヘルス問題に対しての対応について強みがあります。産業医として、中小企業、官公庁、IT企業、上場企業など数多くの実績があります。
具体的に何をどこまでしてくれるのかが不透明
従業員が50人以上の事業所では、事業者が産業医を選任する決まりになっています。
選任された産業医は定期的に企業を訪問し、それぞれの訪問先企業の特徴やニーズに応じて労働者が健康的に職場で働けるように、専門的な立場から指導や助言を行います。
お伝えしたように、産業医ができることは非常に多いのですが、産業医のすべてが望むように業務を行ってくれるわけではありません。
最近お問い合わせいただくのが、「ストレスチェックの高ストレス者面談はやらない」「高ストレス者面談は別途料金となる」と言われてしまった・・・ということがあります。
産業医グループこころみでは、プロの産業医としての自覚をもち、契約時間でできる限りのことを行います。もちろん、高ストレス者面談も普通に行います。
その他の一般的な産業医業務はもちろんのこと、専門性を活かし、メンタルヘルス対策の仕組みづくりや不調者発生時の対応フローの提供など、企業担当者が運用しやすいサービスを提供いたします。
メンタル不調者が発生した場合、医療機関を紹介してくれるのか
突然に医療機関から「休職」の診断書が届いた・・・といった経験をされた企業様は少なくないと思います。こころの病気は目に見えないため、医療機関に対して不信感をお持ちの方も少なくありません。
こういったこともあり、「メンタル不調者が発生した場合にちゃんとした医療機関を紹介してくれるのか」といった質問を受けることが多いです。
産業医グループこころみは、元住吉こころみクリニックと提携をしているため、通院治療が必要な場合もスムーズに対応が可能です。
元住吉こころみクリニックでは、産業医としても経験を積んでいる医師も多く、社会生活を支えることを意識した治療を心がけています。本人の立場を尊重しますが、中長期的な視点を大切にして診療しています。
また、クリニックでの面談対応(過重労働者面談、高ストレス者面談、休職、復職面談など)も行っております。クリニックでの面談は予約制となり、こちらは別途料金となります。それ以外にも、訪問インフルエンザワクチン接種や健康診断の提案なども可能です。
産業医はすでに選任しているが、メンタル領域が不安
選任している産業医が内科医や外科医のため、メンタルヘルス問題への対応方法に不安を感じている企業は少なくありません。
メンタルヘルスの対応は非常に専門性が高く、メンタル不調の原因・種類などにより、対応が大きく異なり、その判断は慣れていない医師には難しいです。
専門である精神科医が適切な診断・アドバイスを行うことで、「再発予防」につなげることができます。また、発達障害など、専門性が高い問題にもしっかりと対応ができます。本人に対する接し方のアドバイスなども可能です。
産業医グループこころみでは、すでに産業医を選任されている場合、追加でメンタルヘルス領域の相談をしたいときにご活用していただける「メンタルヘルス顧問」プランをご用意しています。
コストは抑えつつ、必要なときはメンタルの専門家に相談したい
訪問は毎月してくれているけれども中身がない・・・という問い合わせは少なくありません。
法的なコンプライアンスを満たせばそれでよしと考えている企業もいらっしゃいますが、従業員の健康管理にまつわるトラブルは急に表面化することもあります。
産業医グループこころみでは、メンタル不調者や過重労働者がほぼいないなど、嘱託産業医に任せる業務が少ない場合の「産業医ライトプラン」をご用意しています。
急な相談にも、メールか電話でいつでも無料対応いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
東京・横浜・大阪・札幌周辺で産業医をお探しの方は、ぜひお問い合わせください
産業医グループこころみは、精神科医が中心となって産業医サービスを提供する専門家集団です。
東京や横浜などの首都圏はもちろんのこと、日時は限定的になりますが大阪や札幌もサービス提供エリアとなっています。
東京・横浜・大阪・札幌で産業医をお探しの方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。