頸動脈エコー

頸動脈エコー検査とは？

※現在当院では、循環器内科医によるエコー検査を木・土（第２AM・第４AM）実施しています。2024年5月ごろより、熟練した検査技師によるエコー検査（全身対応）を開始します。

頸動脈エコー検査では、頸動脈をリアルタイムで観察することで、

などがわかります。

頸動脈エコーでみる症状や病気

頸動脈エコーは、動脈硬化リスクがある方に行っていく検査です。

いわゆる生活習慣病では、動脈硬化が進んでしまうと心臓や脳といった重要な血管トラブルにつながるリスクが増していきます。

このため頸動脈エコーでは、

などで行われます。

正常な頸動脈とプラーク

正常な頸動脈は、以下のようにキレイな内腔になります。

プラークが認められると、以下のようなエコー画像となります。

IMTの肥厚と動脈硬化

IMT（Intima Media Thickness）は、頸動脈の内膜中膜複合体肥厚になりますが、これを見ることで頸動脈の動脈硬化の程度がわかります。

頸動脈は粥状動脈硬化の起こりやすい場所になりますが、この部分での厚みを見ることで動脈硬化の進行具合がわかります。

この円形の部分を拡大すると、以下のようになります。

この部分は３層の構造になっていて、上の２層がIMTとなります。

IMTが1.1mmを超えると、動脈硬化が示唆されます。

また以下のように、高度狭窄が認められることもあります。

当院の頸動脈エコー検査

当院の頸動脈エコー検査は、熟練の超音波技師が実施いたします。

となりますので、担当医にご相談の上、エコー検査予約枠をお取りください。

検査費用は、

となります。

保険適応になりますので、こちらの合計に自己負担割合をかけた金額となります。