子宮頚管ポリープ

子宮頚管ポリープとは?

子宮頚管ポリープとは、子宮の入口(子宮頚管)に発生する、子宮頸管の粘膜が一部で増殖してできる病気です。

ポリープの長径が1cm以下で診断されることが多いですが、10cm以上となり腟から体外に出てくることでご本人が気づき診断に至ることもあります。主に妊娠を経験した30~50代の女性に見られる良性のポリープです。

症状

ほとんどの場合は何の症状も起こしません
月経期以外の時期や性交後、排便時のいきみ、スポーツなどによって出血することがあります。

検査

ポリープは内診で発見することができます。
子宮頚管ポリープは基本的に良性ですが、ごく稀に悪性のものも存在します。ポリープは切除後、病理検査を行います。

治療

ポリープによる出血や分泌物があれば、切除による体への負担やリスクは少ないので、診療所の外来での内診の際に切除します。
麻酔は必要ありません。また切除自体は数分で終わります。

ポリープが大きい場合やポリープの茎部(根元)が太い場合には、病院を紹介させていただいております。