妊娠判定・妊娠検査
生理予定日に生理が1週間以上遅れている方や妊娠の可能性があると感じた場合は、
まずは市販されている妊娠検査薬で妊娠の有無を確認しましょう。
妊娠検査薬「陽性」の場合、受診してください。
受診のタイミング
生理予定日から10日前後が目安になります。
妊娠検査薬で妊娠と出た場合、当院で正常な妊娠かどうかを判断します。
まずは尿検査さらに超音波検査を用いて、赤ちゃんが育つ袋(胎のう)を見ていきます。
通常、妊娠5週頃には胎のうを確認することができます。
この袋が子宮の中にある場合は、正常な妊娠です。
妊娠6週後半~7週頃に胎児心拍が確認できます。
その上で、ご希望の妊婦健診先や分娩施設へご紹介いたします。
紹介状は自費となります。
紹介状(診療情報提供書)料金:2,700円
母子手帳を役所に取りに行っていただき、次回健診時より紹介先でご使用できます。
妊娠5週
子宮内に胎嚢(GS)があるか確認します。
1週間後に再来院ください。
妊娠6週後半~7週
胎児(1㎝前後)と心拍の確認を行います。
妊娠判定後の出血について
妊娠初期は少量の出血や軽い腹痛を感じることが正常の妊娠経過中にも多くありますが、強い心配はいりません。
個人差が大きいため、症状の程度や持続時間は人それぞれです。
妊娠後に約4割の方に出血を認めますが、出血=流産というわけではありません。
しかし、結果的に流産を引き起こす時の症状も同じであり、症状だけでは全く区別がつきません。
特に注意が必要なのは、強い痛みや持続的な痛み、出血を伴う腹痛です。
そのような場合はすぐに当院へご連絡ください。
時間外や夜間の場合は、かながわ救急相談センター(♯7119)に連絡してから救急対応可能な医療機関に連絡をお願いします。