下肢静脈エコー
下肢静脈エコー検査とは?
※現在当院では、循環器内科医によるエコー検査を木PM、土(第2AM・第4AM)に実施しています。
2024年8月3日より、熟練した検査技師によるエコー検査(全身対応 ※乳腺は対応不可)を開始します。
下肢静脈エコー検査では、
- 下肢静脈の流れの滞り
- 下肢静脈内の血栓がないか(DVT:深部静脈血栓)
を調べることができます。
精査が必要な場合は、連携総合病院にご紹介させていただきます。
下肢静脈エコーでみる症状や病気
下肢静脈エコーでは、以下のような症状の方で有益な検査になります。
- 下肢のむくみ・腫れ
- 下肢の痛み・熱感
病気としては、以下が疑われます。
- 深部静脈血栓症(DVT)
いわゆるエコノミークラス症候群と呼ばれている病気で、下肢静脈に血栓ができてしまって閉塞してしまうと、血液がたまって下肢が腫れてしまいます。
何らかのきっかけで血栓がとんでしまうと、肺動脈につまって肺塞栓を引き起こし、胸痛や息苦しさが見られます。
飛行機のエコノミークラスでは足を動かせず、血液が滞留して血栓ができやすくなってしまいます。
そして動いて血流が強まる際に血栓が飛んでしまうことがあります。
正常な下肢静脈と深部血栓
正常な下肢静脈では、以下のようなエコー画像となっています。
深部静脈血栓症では、以下のように血栓がうつり、静脈(青)が閉塞しています。
当院の下肢静脈エコー検査
当院の下肢静脈エコー検査は、熟練の超音波技師が実施いたします。
- 土曜日AM
となりますので、担当医にご相談の上、エコー検査予約枠をお取りください。
検査費用は、
- 下肢静脈エコー:450点(4,500円)
となります。保険適応になりますので、こちらに自己負担割合をかけた金額となります。